ハイライト・シェーディングで顔の印象が変わる理由
光と影のコントロールがメイクの基本
ハイライトとシェーディングは、顔に立体感を与えるための最も重要なテクニックです。私たちの顔は平面ではなく、鼻や頬骨、顎などさまざまな凹凸があります。この凹凸を光と影でコントロールすることで、メイクの仕上がりは劇的に変わります。ハイライトは高く見せたい部分に明るさを加え、シェーディングは引っ込めたい部分に影をつけることで、理想的な顔の形に近づけることができます。
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具体的には、ハイライトを入れた部分は光を反射して前に出て見え、シェーディングを入れた部分は影ができて奥に引っ込んで見えます。この原理を理解すれば、丸顔をシャープに見せたり、面長顔をバランスよく見せたり、低い鼻を高く見せたりすることが可能になります。プロのメイクアップアーティストが必ずハイライトとシェーディングを使うのは、この効果を最大限に活用しているからです。
骨格診断がメイクの成功を左右する
同じハイライトとシェーディングのテクニックでも、骨格によって入れる位置や範囲が大きく異なります。自分の骨格タイプを正しく理解することが、メイク上達の第一歩です。日本人の顔型は大きく分けて、丸顔・面長・ベース型・逆三角形・卵型の5つに分類されます。それぞれの骨格には特徴があり、その特徴を活かしつつ、気になる部分をカバーするのがハイライト・シェーディングの役割です。
例えば、丸顔の方がハイライトを頬の高い位置に広く入れてしまうと、さらに丸く見えてしまいます。一方、面長の方が縦のラインを強調するようにハイライトを入れると、余計に長く見えてしまいます。骨格に合わせた正しい入れ方をマスターすることで、メイクの完成度は格段に上がります。鏡でしっかり自分の顔の特徴を観察し、どこを強調してどこを抑えるべきか見極めましょう。
ツヤ肌トレンドで必須のテクニックに
近年の韓国コスメブームやツヤ肌メイクのトレンドにより、ハイライトとシェーディングはますます重要になっています。マットな陶器肌が主流だった時代とは異なり、今は自然な立体感と透明感のある肌が求められています。特にハイライトは、頬骨や鼻筋に入れることで濡れたようなツヤ感を演出し、健康的で若々しい印象を与えます。
ツヤ肌メイクでは、ファンデーションだけでは表現できない「内側から発光するような輝き」が重要です。この輝きを作り出すのがハイライトの役割です。シェーディングも、顔の輪郭をぼかしすぎず、自然な影として残すことで、不自然にならずに小顔効果を発揮します。リキッド、クリーム、パウダーなど様々なテクスチャーのアイテムが登場しており、自分の肌質や好みに合わせて選ぶことができます。代表的なアイテムとしては、CEZANNE「パールグロウハイライト」(660円)、キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)など、プチプラでも優秀な商品が揃っています。
骨格別ハイライトの入れ方【丸顔・面長・ベース型・逆三角形・卵型】
丸顔さん向け|縦のラインを強調して縦長効果
丸顔さんの特徴は、顔の縦横比がほぼ同じで、頬がふっくらしていることです。この骨格の方は、縦のラインを強調することでシャープな印象を作ることが重要です。ハイライトは、額の中央から鼻筋、顎先まで縦のTゾーンに細くまっすぐ入れます。特に鼻筋は眉間から鼻先まで一直線に入れることで、顔を縦長に見せる効果があります。
頬骨の高い位置にハイライトを入れる際は、横に広げすぎないことがポイントです。目の下、黒目の真下あたりから斜め上にCの字を描くように入れると、リフトアップ効果も得られます。範囲は小さめに、明るさをしっかり出すことを意識しましょう。顎先にも小さく丸くハイライトを入れると、顔全体のバランスが整います。おすすめアイテムは、THREE「シマリンググロー デュオ」(4,950円)やローラメルシエ「マットラディアンス ベイクドパウダー ハイライト」(5,280円)など、細かい部分にも塗りやすい筆付きタイプが便利です。
面長さん向け|横のラインを強調して丸み効果
面長さんは顔の縦幅が長いため、横のラインを強調することでバランスを整えます。ハイライトは縦よりも横に意識して入れるのがコツです。額の生え際には入れず、目の下の頬骨の高い位置に横長の楕円形で広めに入れます。この時、黒目の外側から耳に向かって横に伸ばすイメージで入れると、顔幅が広く見えて縦の長さが目立ちにくくなります。
鼻筋のハイライトは、眉間から鼻先まで入れるのではなく、鼻の中央部分だけに短く入れるようにします。長く入れすぎると顔の縦ラインが強調されてしまうので注意が必要です。また、顎先には入れず、唇の下(人中の下)にわずかに入れると、顔の下半分の長さが分散されて見えます。キャンメイク「グロウフルールハイライター」(880円)やセザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)などのパウダータイプは、広い範囲にふんわり入れやすくおすすめです。
ベース型さん向け|エラ周りの視線をそらす
ベース型(四角顔)さんは、エラが張っていて顔の下半分が角張って見えるのが特徴です。ハイライトで視線を顔の中心部分に集めることで、エラの存在感を薄めることができます。まず、目の下の頬骨の高い位置に逆三角形にハイライトを入れます。この逆三角形は、目尻の下から頬の中心に向かって入れることで、顔の中心に光を集め、エラから視線をそらします。
額の中央にも丸く小さめにハイライトを入れると、顔全体に光が分散されてバランスが良くなります。鼻筋は細く真っ直ぐに入れ、顎先にも小さく丸く入れます。この時、顎先の位置を少し高めにすることで、顔の下半分の重たさが軽減されます。エラ部分にはシェーディングを入れることが多いですが、ハイライトとの境目をしっかりぼかすことで自然な仕上がりになります。RMK「グロースティック」(2,750円)やディオール「バックステージ フェイス グロウ パレット」(6,490円)など、クリームタイプはエラ周りとの境目をぼかしやすくおすすめです。
逆三角形さん向け|顎先をふっくら見せる
逆三角形さんは、額が広く顎がシャープで小さいのが特徴です。シャープすぎる印象を和らげ、バランスを整えるためには、顎周りにふっくら感を出すことが重要です。ハイライトは、目の下の頬骨の高い位置に横長の楕円形で入れます。範囲は広めにして、顔の中央部分に光を集めます。
鼻筋には細く入れますが、額の生え際には入れすぎないようにします。額が広いため、生え際にハイライトを入れると余計に広く見えてしまいます。顎先には丸く広めにハイライトを入れることで、顎にボリューム感が出て、逆三角形のシャープさが和らぎます。また、唇の上(人中)にも少し入れると、顔の下半分にふっくら感が出ます。エクセル「グレイズバームリップ」(1,760円)のようなツヤ系リップと組み合わせると、さらに下半分がふっくら見えます。ハイライトは、ローラメルシエ「マットラディアンス ベイクドパウダー」(5,280円)など、自然な発光感のあるタイプが顎先に最適です。
卵型さん向け|元の美しさを活かす基本の入れ方
卵型は理想的な顔型と言われており、バランスが整っているため、ハイライトは基本の入れ方で十分美しく仕上がります。目の下の頬骨の高い位置に逆三角形、鼻筋に細く、額の中央に丸く、顎先に小さく丸く入れる、というのが基本パターンです。卵型さんはこの基本パターンをマスターすれば、どんなメイクにも対応できます。
ただし、卵型でも個人差があるため、自分の顔の中で特に強調したい部分を見極めましょう。例えば、よりツヤ肌を強調したいなら頬骨のハイライトを広めに、鼻を高く見せたいなら鼻筋を強調するなど、微調整することでさらに魅力が引き立ちます。おすすめは、THREE「シマリンググロー デュオ」(4,950円)やNARS「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト」(5,280円)など、どんな肌色にも合う上品な輝きのアイテムです。卵型さんは骨格の美しさを活かしつつ、トレンドや気分に合わせてハイライトの量や範囲を調整することで、さまざまな表情を楽しめます。
骨格別シェーディングの入れ方【丸顔・面長・ベース型・逆三角形・卵型】
丸顔さん向け|フェイスラインを削ぎ落とす
丸顔さんのシェーディングは、フェイスラインを削ぎ落としてシャープに見せることが最大の目的です。耳の下からフェイスラインに沿って顎まで、しっかりとシェーディングを入れます。ブラシで外側から内側に向かってぼかしながら入れることで、自然な影ができます。この時、色が濃すぎると不自然になるので、少しずつ重ねていくのがポイントです。
さらに、額の生え際の両サイドにもシェーディングを入れると、顔の横幅が狭く見えます。おでこの丸みが気になる場合は、生え際全体に軽く入れるのも効果的です。頬骨の下にも斜めにシェーディングを入れることで、頬のふっくら感を抑え、シャープな印象になります。おすすめアイテムは、キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)やセザンヌ「シェーディングスティック」(638円)。初心者でも使いやすく、自然な影が作れます。ブラシは、資生堂「ファンデーション ブラシ 131」(3,080円)など、斜めカットのものがフェイスラインに沿って入れやすいです。
面長さん向け|額と顎に影を作り縦を短く見せる
面長さんは、顔の縦幅を短く見せるために、額の生え際と顎先にシェーディングを入れます。額の生え際全体に横長にシェーディングを入れることで、おでこの高さが抑えられ、顔全体の縦幅が短く見えます。この時、真ん中だけでなく、左右の生え際までしっかり入れることがポイントです。
顎先にも横長にシェーディングを入れます。顎の下から顎先にかけて影を作ることで、顎の長さが目立たなくなります。フェイスラインへのシェーディングは最小限にとどめ、縦のラインを強調しないようにします。頬骨の下には軽く入れる程度で、横に広げすぎないように注意しましょう。エクセル「スキニーリッチシャドウ」(1,650円)の濃い色をシェーディング代わりに使うのもおすすめです。ケイト「デザイニングアイブロウ3D」(1,320円)の一番濃い色も、自然な影が作れて便利です。
ベース型さん向け|エラを徹底的に削る
ベース型さんのシェーディングは、エラをカバーすることが最優先です。エラの角張った部分に、しっかりとシェーディングを入れます。耳の下からエラに向かって斜めに入れ、エラの角を丸く削るようなイメージでぼかします。この時、シェーディングの範囲が狭すぎると効果が薄いので、やや広めに入れてしっかりぼかすのがコツです。
額の両サイドにも軽くシェーディングを入れると、顔全体のバランスが整います。ただし、顎先にはシェーディングを入れすぎないようにしましょう。顎が小さいベース型さんの場合、顎先にシェーディングを入れるとさらに小さく見えてバランスが悪くなります。頬骨の下には、耳の前から口角に向かって斜めにシェーディングを入れることで、エラから視線をそらす効果があります。トゥーフェイスド「ボーンディス ウェイ ナチュラル ヌード アイシャドウ パレット」(5,060円)やフーミー「マルチアイズパレット」(2,200円)のマットな茶色をシェーディングに使うのも自然です。
逆三角形さん向け|額のシェーディングでバランス調整
逆三角形さんは、広い額を目立たせないようにシェーディングを入れることが重要です。額の生え際全体に横長にシェーディングを入れ、おでこの広さを抑えます。特にこめかみ部分はしっかり入れることで、額の横幅が狭く見えます。ただし、真ん中だけに入れると不自然なので、生え際全体にまんべんなく入れましょう。
フェイスラインへのシェーディングは控えめにします。顎がシャープなので、さらに削ると不自然になります。頬骨の下には軽く入れる程度で、顔の中心部分に視線を集めるようにします。顎先にはシェーディングを入れず、ハイライトでふっくら感を出すことで、全体のバランスが整います。キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)やセザンヌ「フェースコントロールカラー」(748円)のような優しい発色のアイテムが、逆三角形さんには使いやすいです。
卵型さん向け|自然な陰影をプラスする程度
卵型さんは骨格が整っているため、シェーディングは控えめで十分です。フェイスラインに軽く入れる程度で、小顔効果を出しつつ自然な仕上がりを目指します。耳の下から顎に向かって、薄く影を入れることで、顔全体が引き締まって見えます。
額の生え際や頬骨の下にも、ごく薄く入れることで立体感が増します。ただし、卵型さんは入れすぎると不自然になりやすいので、「足りないかな?」くらいの量で十分です。鏡を少し離して見て、全体のバランスを確認しながら調整しましょう。おすすめは、THREE「シマリンググロー デュオ」(4,950円)のシェーディング側や、NARS「ブロンズパウダー」(5,280円)など、自然な影が作れるアイテムです。卵型さんは、メイク全体のバランスを見ながら、ハイライトとシェーディングの両方を微調整することで、さらに洗練された印象になります。
ハイライト・シェーディングの選び方とおすすめアイテム
テクスチャー別の特徴|パウダー・クリーム・リキッド
ハイライトとシェーディングには、主にパウダー、クリーム、リキッドの3つのタイプがあります。それぞれ特徴が異なるため、自分の肌質やメイクスタイルに合わせて選ぶことが重要です。パウダータイプは、最も一般的で初心者にも扱いやすいタイプです。ブラシで取ってサッと乗せるだけで自然な陰影が作れます。仕上がりはマットで、脂性肌の方や夏場のメイクに向いています。代表的なアイテムは、セザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)、キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)などです。
クリームタイプは、ツヤ感が強く、濡れたような仕上がりになります。指やスポンジで肌に密着させるため、乾燥肌の方や冬場のメイクに最適です。パウダーよりもしっかり発色し、長時間崩れにくいのが特徴です。RMK「グロースティック」(2,750円)やセザンヌ「シェーディングスティック」(638円)がおすすめです。リキッドタイプは、最も自然な仕上がりで、ファンデーションに混ぜて使うこともできます。ツヤ肌メイクやナチュラルメイクに向いており、伸びが良く広範囲に薄く伸ばせます。カバーマーク「ブライトアップ ファンデーション」(4,180円)やディオール「バックステージ フェイス グロウ」(6,490円)などがあります。
肌色別|似合うカラーの選び方
ハイライトとシェーディングは、自分の肌色に合ったカラーを選ぶことで、より自然で美しい仕上がりになります。イエローベース(イエベ)の方は、ゴールドやベージュ系のハイライトが肌になじみます。ピンクやシルバー系は浮いて見えることがあるので注意が必要です。シェーディングは、オレンジ寄りのブラウンやキャメル系を選ぶと、自然な影が作れます。おすすめは、キャンメイク「グロウフルールハイライター」(880円)のゴールド系や、セザンレ「シェーディングスティック」(638円)です。
ブルーベース(ブルベ)の方は、シルバーやピンク系のハイライトが肌をきれいに見せます。ゴールド系は黄ぐすみして見えることがあるので避けた方が無難です。シェーディングは、グレー寄りのブラウンやローズブラウンを選ぶと、肌になじみやすいです。THREE「シマリンググロー デュオ」(4,950円)やローラメルシエ「マットラディアンス ベイクドパウダー」(5,280円)のピンク系がおすすめです。迷った時は、自分の肌に実際に試してみて、浮かずになじむ色を選びましょう。デパコスカウンターでタッチアップしてもらうのも確実です。
プチプラ・デパコス別おすすめアイテム10選
プチプラでおすすめのハイライトは、セザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)。微細なパールで自然なツヤが出ます。キャンメイク「グロウフルールハイライター」(880円)は5色入りで、混ぜて使えるので便利です。エクセル「グレイズバームリップ」(1,760円)は、リップですがハイライトとしても使える優秀アイテムです。シェーディングでは、キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)が自然な影を作れて人気です。セザンヌ「シェーディングスティック」(638円)はクリームタイプで密着力が高いです。
デパコスでは、RMK「グロースティック」(2,750円)が濡れツヤ肌を作るのに最適です。THREE「シマリンググロー デュオ」(4,950円)はハイライトとシェーディングがセットになっていて便利です。ローラメルシエ「マットラディアンス ベイクドパウダー ハイライト」(5,280円)は上品な輝きで大人の女性に人気です。NARS「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト」(5,280円)は、ハイライト効果のあるフェイスパウダーで自然な仕上がりです。ディオール「バックステージ フェイス グロウ パレット」(6,490円)は、ハイライトとブロンザーがセットで、プロ仕様の仕上がりが叶います。これらのアイテムは、コスメカウンターやドラッグストア、Amazon、楽天などで購入できます。
失敗しないハイライト・シェーディングのコツ
ブラシ・ツールの選び方と使い方
ハイライトとシェーディングは、使用するブラシやツールによって仕上がりが大きく変わります。パウダータイプのハイライトには、毛が柔らかく密集したブラシが適しています。頬骨など広い面にふんわり乗せる時は、大きめのフェイスブラシ(資生堂「ファンデーション ブラシ 131」3,080円など)を使い、鼻筋など細かい部分には小さめのアイシャドウブラシを使うと繊細に仕上がります。クリームやリキッドタイプは、指やスポンジで直接肌に密着させるのがおすすめです。指の腹で叩き込むようになじませると、自然なツヤが出ます。
シェーディング用のブラシは、斜めにカットされたタイプが使いやすいです。フェイスラインに沿って入れやすく、ぼかしもスムーズにできます。無印良品「携帯用メイクブラシセット」(990円)は、斜めカットブラシも入っていてコスパが良いです。ブラシを使う時は、一度手の甲で余分な粉を落としてから肌に乗せると、濃くなりすぎません。また、ブラシは定期的に洗って清潔に保つことで、発色や肌あたりが良くなります。週に1回程度、中性洗剤やブラシクリーナーで洗い、しっかり乾かしましょう。
ぼかし方のテクニック|境目を残さない
ハイライトとシェーディングで最も重要なのが、境目を残さずに自然にぼかすことです。くっきりとした線が残ってしまうと、メイクが浮いて見えたり、不自然な印象になります。ぼかしの基本は、「外側から内側へ」です。ハイライトを入れたら、その周りをブラシやスポンジで優しくぼかします。シェーディングも同様に、濃い部分から薄い部分へグラデーションを作るイメージでぼかします。
特にフェイスラインのシェーディングは、首との境目をしっかりぼかさないと、顔だけが浮いて見えます。耳の下から顎、そして首の上部まで薄く伸ばすことで、自然な陰影になります。ぼかす時は、力を入れすぎず、軽くタッチするように動かすのがコツです。仕上げに、何も付けていないブラシやスポンジで全体をなでるように整えると、より自然になじみます。鏡を少し離して見て、遠目でも自然に見えるかチェックしましょう。近くで見ると濃く感じても、離れて見ると丁度良いことが多いです。
よくある失敗例と対処法
ハイライト・シェーディングでよくある失敗の一つが、「入れすぎて不自然になる」ことです。特にシェーディングは、濃くなりすぎると顔が汚れて見えたり、老けて見えたりします。対処法は、少量ずつ重ねること。一度にたくさん付けるのではなく、薄く重ねて徐々に濃くしていくことで、失敗を防げます。もし濃くなりすぎた場合は、ファンデーションやフェイスパウダーを上から重ねてぼかしましょう。
もう一つの失敗が、「ハイライトがギラギラしすぎる」ことです。ラメが大きすぎるハイライトを使うと、派手になりすぎてビジネスシーンなどには不向きです。対処法は、微細なパールのハイライトを選ぶこと。セザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)やローラメルシエ「マットラディアンス ベイクドパウダー」(5,280円)など、上品な輝きのアイテムを選びましょう。また、ハイライトを入れる範囲が広すぎても不自然になります。狭い範囲に集中的に入れることで、自然な立体感が出ます。鏡でバランスを見ながら、少しずつ調整することが大切です。
プロ級の仕上がりを叶える応用テクニック
ファンデーションとの組み合わせ順序
ハイライトとシェーディングは、ファンデーションとの組み合わせ順序によって仕上がりが変わります。基本的な順序は、「下地→ファンデーション→(パウダー)→ハイライト・シェーディング」です。ファンデーションで肌を均一に整えた後、パウダータイプのハイライトとシェーディングを乗せることで、自然な陰影が作れます。この順序が最も一般的で、初心者にもおすすめです。
一方、よりツヤ肌を強調したい場合は、「下地→クリームハイライト→ファンデーション→(パウダー)→パウダーハイライト」という順序もあります。ファンデーションの下にクリームハイライトを仕込むことで、内側から発光するようなツヤ感が出ます。この技法は、韓国メイクやツヤ肌メイクでよく使われます。RMK「グロースティック」(2,750円)やディオール「バックステージ フェイス グロウ」(6,490円)などを、ファンデーションの前に仕込むと効果的です。シェーディングは、ファンデーションの後に入れるのが基本ですが、クリームファンデーションを使う場合は、ファンデーションの前にクリームシェーディングを入れて、上からファンデーションでぼかす方法もあります。
シーン別の使い分け|デイリー・パーティー・撮影
ハイライトとシェーディングは、シーンに合わせて使い分けることで、より効果的に活用できます。デイリーメイクでは、自然な仕上がりを目指します。ハイライトは控えめに、頬骨と鼻筋にさりげなく入れる程度で十分です。シェーディングもフェイスラインに薄く入れるだけで、ナチュラルな小顔効果が出ます。セザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)やキャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)など、自然な発色のアイテムが向いています。
パーティーや夜のイベントでは、ハイライトを強調してゴージャスな印象に仕上げます。頬骨、鼻筋、顎先、眉下、目頭など、複数箇所にしっかりハイライトを入れることで、華やかで立体的な顔になります。シェーディングもしっかり入れて、メリハリを出します。ディオール「バックステージ フェイス グロウ パレット」(6,490円)やNARS「ライトリフレクティングセッティングパウダー」(5,280円)など、輝きの強いアイテムがおすすめです。写真撮影では、光の当たり方を考慮します。フラッシュが当たる場合は、ハイライトを入れすぎると白飛びするので注意が必要です。シェーディングはやや濃いめに入れることで、写真でもしっかり陰影が出ます。
鼻・涙袋・リップなど部分別テクニック
ハイライトは、顔全体だけでなく、部分的に使うことでさらに魅力を引き出せます。鼻を高く見せたい場合は、鼻筋に細く一直線にハイライトを入れます。眉間から鼻先まで入れるのが基本ですが、鼻が低い方は鼻の付け根(眉間のやや下)から入れると、高く見える効果があります。鼻先にも少し入れると、鼻全体がツンと高く見えます。小鼻の横にシェーディングを入れることで、鼻筋がさらに細く高く見えます。
涙袋を強調したい場合は、目の下のぷっくりした部分にハイライトを細く入れます。涙袋の影の部分には、薄いブラウンのアイシャドウやシェーディングを入れることで、より立体的になります。キャンメイク「グロウフルールハイライター」(880円)を涙袋に使うと、自然なぷっくり感が出ます。リップをふっくら見せたい場合は、唇の山(キューピッドボウ)と下唇の中央にハイライトを少量乗せます。これにより、唇が立体的でセクシーに見えます。また、人中(鼻と唇の間)にもハイライトを入れると、顔の下半分がリフトアップして見えます。これらの部分別テクニックを組み合わせることで、プロ級の仕上がりが叶います。
FAQ|ハイライト・シェーディングに関するよくある質問
Q1. ハイライトとシェーディングはどちらを先に入れるべきですか?
A. 基本的には、どちらを先に入れても問題ありませんが、おすすめはシェーディングを先に入れる方法です。シェーディングで影を作ってから、ハイライトで光を足すことで、バランスを見ながら調整しやすくなります。シェーディングが濃くなりすぎた場合、ハイライトで調整することもできます。ただし、慣れてくればどちらから入れても自然に仕上がるので、自分がやりやすい順序で大丈夫です。重要なのは、最後にしっかりぼかして境目をなくすことです。
Q2. ハイライトがすぐに崩れてしまうのですが、どうすれば長持ちしますか?
A. ハイライトを長持ちさせるには、いくつかのコツがあります。まず、肌をしっかり保湿してから下地を塗り、ファンデーションで肌を整えることが基本です。クリームハイライトを使う場合は、上からパウダーハイライトを重ねることで、ツヤ感をキープしつつ崩れにくくなります。また、仕上げにフィクシングミストやセッティングスプレー(例:コーセー「メイクキープミスト」1,320円)を使うと、メイク全体が長持ちします。脂性肌の方は、パウダータイプのハイライトを選ぶと崩れにくいです。
Q3. シェーディングが濃くなりすぎた時の対処法は?
A. シェーディングが濃くなりすぎた場合は、まず何も付けていないブラシやスポンジでしっかりぼかしてみましょう。それでも濃い場合は、上からフェイスパウダーやファンデーションを軽く重ねることで、色味を薄めることができます。特にルースパウダーを大きめのブラシでふんわり乗せると、自然になじみます。また、ハイライトを濃い部分の近くに入れることで、視線を分散させて濃さを目立たなくする方法もあります。普段から少量ずつ重ねる習慣をつけることで、失敗を防げます。
Q4. 初心者におすすめのハイライト・シェーディングアイテムは?
A. 初心者には、パウダータイプで自然な発色のアイテムがおすすめです。ハイライトは、セザンヌ「パールグロウハイライト」(660円)が微細なパールで失敗しにくく、どんな肌色にも合います。シェーディングは、キャンメイク「シェーディングパウダー」(748円)が自然な影を作れて初心者に人気です。これらはプチプラなので、気軽に試せるのも魅力です。ブラシも、無印良品「携帯用メイクブラシセット」(990円)などでまず揃えて、慣れてきたら高品質なブラシに買い替えるのが良いでしょう。
Q5. 骨格がよくわからないのですが、どうやって見分ければいいですか?
A. 自分の骨格を見分けるには、鏡で顔全体を正面から見て、以下のポイントをチェックします。顔の縦横比がほぼ同じで頬がふっくらしていれば丸顔、縦に長く顎がシャープなら面長、エラが張って四角く見えればベース型、額が広く顎が細いなら逆三角形、バランスが整っていれば卵型です。迷った場合は、友人や家族に客観的に見てもらうのも良いでしょう。また、美容部員やメイクアップアーティストに相談すると、プロの目線で骨格診断をしてもらえます。最近は、アプリやオンライン診断もあるので活用してみてください。
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